歯列矯正 検査後の診察① 矯正歯科編

前回の検査から1ヶ月後、医師から治療方法の説明がありました。

検査結果

顎が小さくねじれている

検査の結果、私の顎は平均より、
上顎が-3mm、下顎が-5mm 小さく、更に左にねじれて成長しているとのこと。

高校生時代は顎関節症なのか、顎が引っかかったり、開きづらかったり、気になる時期もありましたが、今は特に気にならず。
確かに顔がやや歪んでいることは気になってました。思春期は結構真剣に悩んだけれど、今となっては左右差は人間だから仕方ないよな。って思いに変わりました。

4つの治療方針

治療方針としては4つ提案されました。

①非抜歯

今ある歯を全て残したまま矯正を行う。
非抜歯は技術がないと難しいそうなのですが、
先生は指導医とのこともあり、技術もお持ちとのことで非抜歯も可能なのだそう。

メリット
抜歯せず矯正できる。

デメリット
私の骨格や口の大きさ的に、口が閉じにくくなる可能性が高いからお勧めしないとのこと。
確かに私は口が小さい方だし納得できました。

②上のみ抜歯

上の4番のみ、計2本抜歯し、下の歯は非抜歯で仕上げる。

メリット
1番おすすめで、矯正期間も1年半ほどで早く終わる。
仕上がりは1級ではなく2級仕上げと呼ばれるものとのこと。ただ、この仕上げはよくあることで、生活する上で何の問題もないらしいです。

デメリット
下の動きが少ない分、上の歯の傾斜が大きくなる。
(開口の場合、開いているている隙間を埋めるために、歯を内側に傾斜させる必要があるとのこと)

③上下抜歯

上下4番、計4本抜歯。

メリット
・もしかしたら小顔になることが期待できるかも!しれない。でもそれは人によるのでやってみないとわからない。らしいw
・もし引越し等で当院に通えなくなったとしても、大抵の矯正医ならこの方法をとるだろうから、転院しても安心

デメリット
・もしかすると痛みが出てしまい、中止になることも可能性としてはある。この場合は顎の骨の回旋?もするそうで、子供の場合は骨が柔らかいから動きやすいけど、大人は完成しているので痛みが出る人もいる。
・3年程時間がかかる。下の歯を動かすのは時間がかかるらしいです。

④外科あり矯正

上抜歯+顎の外科手術 で行う。

現在の矯正においての治療方法としては、こちらをスタンダードにしようと言う動きがあるそう。
先生は指導医とのこともあり、育成にも携わっているそうなんだけど、この流れが現代のスタンダードらしいです。
流れとしては、
まず矯正を始める→外科手術→最後の調整 だそう。

メリット
保険適用で受けることができる。(治療費は40万円ほど。
保険適応でないと80万弱なので約半額になる。)
歯のことだけを考えれば負担が少ない
顔の骨格の悩みがあるのならおすすめ

デメリット
手術、入院の負担がある。

治療方針の選択

以上の提案を受けた上で、即決する必要はないからよく考えてみて。
左下のみ、親知らずの完全埋伏歯があるので、その診察で病院を紹介するから、一緒に外科手術の説明も聞いておいでとのこと。

私もその方が安心なので、この日は紹介状を書いてもらい、外科手術ができる医院に後日聞きに行くことになりました。

現時点で私の意思

一通り説明を聞いて、今のところ、手術はせず治療したい思いが強いです。
それを確かめるためにも念の為聞いておこう、歯を抜くついでだしと思い、今回は病院を後にしました。